先日、ハロー!プロジェクトで新メンバーの加入発表がありましたが、そのことについて感じたことを書いておきたいと思います。
モーニング娘。'23
開催されていたオーディションから、2名の加入が発表されました。
ハロプロ研修生からの昇格がないことが、議論になっていましたが、おそらく以下の理由ではないかと思っています。
- すぐに活躍できるグループ状態にないこと
- 娘。以外のグループでの新メンの需要があるから
1番目の理由の是非は、娘。の15期とJuiceの由愛里愛を比較すればわかること。
上世代が厚いので、今、ハロプロ研修生のエースが加入したとしても、すぐに活躍できる場が用意できず、バックダンサー化してしまうから。
よく実力主義だから、という言葉を目にしますが、今の世代でそれをやるとグループとして成り立たなくなるリスクの方が大きすぎるように思います。既存の歌割りを変えることをしていないのだから、今後もできない。上の世代が卒業しない限り、既存曲の歌割りが貰えないのだから、バックダンサー化するのは必然です。
リーダーの譜久村聖ちゃんが秋に卒業しますが、まだ9、10、11、12期で6人います。一つのグループが作れてしまいます。ふくちゃんの歌割は相当ありますが、燻っている15期に当てていかないと不健全になってしまいそうで、17期に回ってくる歌割りは少ないでしょう。
2番目の理由については、他のグループを検証すれば、見えて来るでしょう。
アンジュルム
リーダーの竹内朱莉ちゃんが、間も無く卒業します。
それだけなら、一人の加入ですが、ひょっとしたら、もう一人卒業する予定があるのかもしれません。多分。
それを加味した上の、二人加入なのでは、と勘繰っています。
アンジュルムの節目となるのは間違いないので、佐々木莉佳子さんの去就が気になります。
Juice=Juice
10周年を迎えましたが、リーダーの植村あかりちゃんも、今年の年末に永遠説の年齢になります。
段原瑠々体制への移行が進んでいくでしょう。
1年以内にあーりーが卒業する見込みならば、1人加入で納得です。だいたいにおいてベスト・パフォーマンス賞の受賞者がJuiceに加入することが多いので、妥当な人選ではないでしょうか。
つばきファクトリー
すでに、山岸理子リーダーと岸本ゆめのちゃんの卒業が明らかとなっていますが、おそらく、浅倉樹々ちゃんの卒業と合わせて、計画的にスケジュールを組んでいると思われるので、リトキャメ4人の加入を決めた時からの既定路線を進んでいるのではないでしょうか。
リトキャメの4人が、頼もしく成長していますので、オリジナルの9人体制に人数だけ戻ると考えれば、補充の必要はないでしょう。
BEYOOOOONDS
先日の日本武道館は、仕事でのスケジューリングに失敗して、当選したのに見に行くことができず、相当な後悔の念に襲われていますが、その時のメンバーの発言を勘ぐる意見があるのを散見します。ハローの中で、今後の立ち位置が一番見えにくいグループだと思います。
リーダーの3人は、いいお歳になるので、いつかグループ自体の解散！なんて話になってしまわないかと、気を揉んでしまいます。
まとめ
新グループの結成！という嬉しいニュースもあり、7ユニット体制になりますが、そろそろ事務所としてのマネージメントの限界にぶち当たりそうです。
となると、研修生という仕組みもこぢんまりとしたものに変わっていくのかな、と予想します。
上記の見解は、加入した新メンバーに対して、思い入れを込めることなく、組織論的に淡々と血も涙もない分析で考えての推論です。
ファン心理を入れると、複雑になりすぎるので、メモ書きとして、そのようなテイストにしました。
